2015/02/05/Thu

携帯型心理診断鎮圧執行システム・ドミネーター

携帯型心理診断鎮圧執行システム・ドミネーター
決してAPS-1の古いやつとかではない(好きだけど)
携帯型心理診断鎮圧執行システム・ドミネーター
公安局の執行官と監視官のみが携帯を許される特殊拳銃である。対象のサイコパス(PsychopathではなくPsycho-Pass)を読み取って犯罪係数をシビュラシステムにより算出し、その値に応じて「鎮圧・排除・そのどちらもしない」を自動的に選択し、それに応じたモードに変形する。射手にのみ聞こえる指向性の音声ガイダンスと、網膜投影か何かを用いた射手にのみ見える情報表示により、所持する執行官と監視官はそれら銃の読み取った犯罪係数やステータスなどを知ることができる。

ドミネーターは個人認証機能によって登録された執行官と監視官が持ったときしか発砲できず、向けた対象の犯罪係数が規定値に達していなくてもトリガーがロックされるなど、かなり安全対策がなされた銃であるが、それでも現場に到着するまで専用の輸送用ドローンの中に収められたままで、執行官も監視官も常に携帯することは許されないなど、劇中での扱いはかなり厳重である。

ドミネーターの執行モード
パラライザー(麻酔銃)
「執行モード...ノン・リーサル : パラライザー」

対象を気絶させて鎮圧するための非致死性武器となるモード。犯罪係数にして100以上300以下の通常の執行対象となる潜在犯を確保するためのモードである。非致死性武器にはよくあることであろうが、薬物などで興奮状態だと効果が薄い場合があったり、逆に当たり所が悪いと一時的に気を失うだけでは済まない描写もある。おそらくテーザー銃のように撃たれた拍子に心臓が止まっちゃった、気を失って倒れた拍子に頭を打って死んじゃったみたいな事故もある程度は起きているかもしれない。

エリミネーター(殺人銃)
「執行モード…リーサル : エリミネーター」

対象を殺傷して文字通り社会からエリミネート(排除)するモード。犯罪係数が300を越える執行対象、もしくはパラライザーでは制圧することができなかった脅威度の高い対象を排除するためのモードである。人体に射撃するとその部分の組織は大きく破裂し、「ひでぶっ!!」といった感じに死亡するか、運良く(運悪く?)即死を免れても失血死するような傷を負うというように、ある意味究極のストッピングパワーを持つ銃となる。劇中でドミネーターをこのモードにするような場合、対象の犯罪係数がかなり高い部類に入るため、とうの昔に潜在犯を通り越してすでに凶悪犯罪者になっているか、そうでなくとも正常な精神状態を逸脱したかなり危険な人というパターンが多い。

この社会では、更生保護施設はあっても既に裁判所や刑務所は廃止されており、すなわち執行官は犯罪者を逮捕して刑を課して罪を償わせることが目的ではない。対象に「治癒矯正の見込みがある状態なのか・そうでないのか」に焦点があるため、シビュラシステムがドミネーター経由でそれを診断し、見込み無しならば執行官と執行システムたるドミネーターにより現場で文字通り社会からの排除が即時執行されてしまう。ただし、ドミネーターを向けられたらエリミネーターになるような犯罪係数の人達ばかりが集めて隔離した収容所も存在するようなので、皆が皆殺されるわけでもなく、自ら治療も受けようともしない、公安局が来たのに投降もしない者は公安局員らの安全最優先で即執行ということになっている可能性もある。

デコンポーザー(分子分解銃)
「執行モード...デストロイ : デコンポーザー」

対象を消滅させるモード。エリミネーターは劇中での描写の通り生モノには効果てきめんだが、機械に対する威力は心許ない。ドローンなどに襲われるなどして射手が危険に晒されると、犯罪係数とは別に脅威判定が更新され(当たり前だが機械のドローンに犯罪係数も何もあったものではない)、対象を排除するためにこのモードになる。デコンポーザーは命中した部分の球状の範囲内の物が分子まで分解され文字通り消滅してしまう。
(ニコニコ大百科より)
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Posted by ふりーだむあらいあんす!  at 14:42 │Comments(0)


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